BetulaNのはじまり

北海道には、白樺の森がたくさんあります。
森を守りつづけるために必要な「間伐」。
その過程で、たくさんの枝や葉が
すてられていることを知りました。

白樺の葉、枝、樹皮で染めると
体温を感じるような、
あたたかな色が
あらわれました。

これは「北海道らしい染め」が
できるかもしれない。

こうして、わたしたちの
北海道にひそむ色を探す旅がはじまりました。

北海道の豊かな自然で育まれた素材から生命力あふれる色を引き出します

化学染料は一切使わず、草木などの染料に使う天然染め。
北海道の豊かな自然から天然素材を受けとり、まるで北海道の自然をそのまま映し出したような
生命力あふれる色を引き出します。
幅広い色の段階を繊細に表現できるのが魅力のひとつです。

未活用の素材でサスティナブルなものづくり

北海道の未活用の素材を染料に使用しています。
捨てられるはずだったものにあたらしい価値を生むことで、持続可能なものづくりの自由度や可能性を広げるとともに、資源が受け継がれることで、生産者と消費者の繋がりをつくります。
そして、染色文化とともに、日本人のものを大切に長く使い続ける心を継承していくことを目指しています。

メーカーやショップのみなさまへ

「手持ちの布を染めてみたい」「オリジナル布製品を作りたい」という方向けに、数枚〜数十枚単位の天然染めオーダーを承っております。染料だけでなく、布の生地によっても染まる色は異なるため、お客様の作りたいものを叶えられるよう、染料や生地を共に探ります。サンプル制作(有料)も対応可能。新しい素材を使用した染料やオリジナル布製品など、柔軟に対応いたします。
お気軽にご相談ください。

白樺染め WHITE BIRCH DYEING  

北海道には白樺の森がたくさんあります。
涼しい地域ではより樹皮が白くなることから、特に美しいとされています。「間伐」ですてられるはずだった「葉、枝、樹皮」を素材ごとに染料に。
北海道のやさしい日の光を感じる色があらわれました。

北海道の羊蹄山の麓、蘭越町でシラカバ樹液使用して化粧品を製造販売を手がける「SIRACA」
その山林で白樺の健全な成長を促すために間伐された白樺の葉や枝、樹皮を使用して染色を施しています。

ご協力いただいている「SIRACA」(シラカ)さんのホームページはこちら

珈琲染め COFFEE DYEING

カフェが盛んな街、札幌。
珈琲を多く飲む街として、日本一になったこともある札幌※。
地元のカフェと協力し、珈琲を淹れた後に出る「出涸らし」を染料として活用。
丹念に染料を抽出することで、まるで珈琲が香るような独特のブラウンカラーが生まれました。
※総府省統計局「家計調査」より

アロニア染め ARONIA DYEING

日本で北海道が生産量トップのアロニア。
北海道の日高町で100年続く「MIURAYA」では、アロニアを栽培し、そのアロニアを使った原液ジュース『生搾りアロニア』を製造しています。アロニアはブルーベリーの約8倍のポリフェノールを含み、北のスーパーフードと呼ばれています。
生搾りアロニアの製造過程で得られる「搾りかす」を使用して染色を施しています。

〉ご協力いただいている「MIURAYA」さんのオンラインストアはこちらから

葡萄染め GRAPE DYEING

国内でも有数のワイン産地である北海道。
葡萄の生育のために手づみした「葉」と、ワイン作りの過程で残った「搾りかす」を染料に。
広い青空と畑が滲み出たような色ができました。

ご協力いただいているワイナリー

小樽市

〉OSA WINERY (オサワイナリー)

富良野市

〉ふらのワイン(富良野市ぶどう果樹研究所)

制作している商品は店内でご覧いただけます。

POP-UPなどで出展している場合もございますので、その場合はご覧いただけません。
BetulaNの商品をご希望のお客様は事前にご連絡ください。

〈取扱店〉ココノススキノ1階 雑貨店「Idéal.」

COCONO SUSUKINO/ココノススキノ1階
北海道の雑貨店「Idéal.」で、BetulaNの商品をお取り扱いいただいています。

白樺染め・珈琲染め・アロニア染め・葡萄染めの
ポーチやペンケース・トートバックなど、さまざまなアイテムをご用意しています。

近くにお立ち寄りの際は、ぜひご覧ください。

野口染舗|創業一九四八年[美しさ、いつまでも]札幌市菊水の染舗です。
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