素材の違いを理解した上で行う染色加工

NATURAL BEAUTYのコートを、染め替え加工によって整えた事例のご紹介です。
【素材】
表地:毛75%・ナイロン25%
裏地:キュプラ100%
表地(毛 × ナイロン)について
毛(ウール)は染色が可能な天然繊維(動物繊維)です。
ナイロンは化学繊維(合成繊維)ですが、ナイロンでも様々な種類があるので全てに適用されませんが、毛(ウール )と同じ染料で染色が可能な場合もあります。
そのため今回のような
毛とナイロンの混紡生地であれば、染まる場合もあります。
(毛は染色可能ですが、ナイロンは染まらない場合もありますので、お受けする場合には染まらない前提でお受けさせていただきます)
今回は目立つムラのない自然な仕上がりとなりました。


裏地(キュプラ)について
裏地のキュプラは再生繊維に分類され、
こちらも染色は可能な素材です。
ただし、表地の毛素材とは
染まり方や発色の仕方が異なります。
そのため同じ色で染めても、
素材ごとにわずかな色の見え方の違いが出ます。


混紡素材の染め替えについて
混紡素材の染め替えでは、
それぞれの素材の特性を理解したうえで
加工方法を選ぶことが重要です。
また、染色加工は素材や状態によって反応が異なるため、
仕上がりの色味を事前に完全に断定することはできません。
(これは混紡素材に限らず、染め替え全般に言えることです。)
素材と状態を確認し、
起こり得る変化をご説明したうえで加工を行っています。


【縮率】
裄 −0.5㎝
丈 − 2㎝
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