洗い張りは水溶性の汚れには最も効果的な方法です

洗い張りの技術
着物を仕立て直す際におこなわれる洗い張り。
着物を解き約12mの反物の状態に戻し、北海道の地下水を使い職人の匠の技によって着物を蘇らせる技術。
ものを大切にする日本人だからこそ成しえた技を野口染舗は守り続けます。
作業内容
トキ・ハヌイ
着物を解き、各パーツを縫い合わせて一枚の反物の状態に戻します。
ささらで洗う
「ささら」を使い職人の匠の技によって洗っていきます。

脱水
特殊な脱水機によって素早く乾くように脱水します。

伸子張り
紬など折れあとの残りそうなものは伸子張り(竹でできた両端に針のついた細い棒で約3㎝間隔に張っていきます。

乾燥
一晩かけてゆっくりと乾燥させます。

湯のし
絹の特性上、水で洗うと着物の巾が縮まってしまうので湯のしによって蘇らせます。
一点一点巾が違うので職人さんの手作業になります。

整理
きれいに幅を整えて完了です。

洗い張り価格
洗い張りはトキ・ハヌイ+湯のしが含まれています。
品 目 | 価 格 |
---|---|
留袖ヒヨクあり | 21,000円(税込23,100円) |
振袖 | 16,000円(税込17,600円) |
訪問着/付下 | 14,000円(税込15,400円) |
小紋/色無地/紬 | 13,000円(税込14,300円) |
※単衣は2,200円(税込)引き。コートは1,100円(税込)引きになります。
※絞りは2,200円(税込)増しになります。
※ミシン仕立は1,100円(税込)増しになります。(コートは除く)
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