|訪問着を落ち着いた色合いへ染め替え

試験染めで仕上がりを確認しながら理想の一枚へ

ご相談内容

6年ほど前に当社で、染め疋田の赤味を抑えるため金彩加工を施した訪問着。
今回、「柄の印象が華やかで、この先も着られるように落ち着いた色へ染め替えたい」とご相談をいただきました。

ご要望は「思い切って濃い色へ。場合によっては柄が消えても構わない」とのこと。
訪問着は染め上がりのイメージが分かりにくいため、まずは衿先の生地を用いた試験染めをご提案し、仕上がりの色味をご確認いただきました。

染め替えは仕上がりのイメージが分かりにくい場合もありますが、
試験染めを行うことで、より安心してご判断いただけます。

当初の青味の紫はお客様の肌色に合わないとのことで、最終的には赤味を帯びた紫へと本染めを実施。
元の柄は完全に消すのではなく、地色に溶け込む“底模様”として活かすよう調整しました。

また、以前施していた金彩加工も、新しい地色に調和する色味で美しく残り、落ち着きの中にも品のある一枚へと生まれ変わりました。

■ポイント

・試験染めで仕上がりイメージを事前確認
・肌色に合わせて色味を微調整
・元の柄を“底模様”として活かす設計
・既存の金彩加工も自然に調和

Before / After

Before
After
深みのある落ち着いた色合いへと変化し、幅広いシーンで着用可能に
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