「北海道で染め、東京で出会う ― 葡萄の果皮がつなぐ現場のものづくり」

販売店舗へ伺ってきました

野口染舗が手掛ける、北海道の天然染めプロジェクト「BetulaN」。
このたび「DEAN & DELUCA」との想いが共鳴し、コラボレーション第三弾となる
「葡萄の果皮で染め上げた、世界にひとつのバッグ」がリリースされました。

今回、そのお披露目の場として、東京の店舗へ伺ってきました。

六本木店のディスプレイ

北海道で育まれた素材を、北海道の空気の中で染め上げ、
その背景や物語を大切にしながらものづくりを続けてきた私たちにとって、
実際に商品が並び、お客様の手に取られている「現場」に立つことは、
何よりも大切な時間です。

オンラインで世界中と繋がることができる時代。
それでも、現場に流れる空気感や、
バッグを手に取った瞬間のお客様の表情、
スタッフの皆さまが言葉を添えて商品を届けてくださる姿は、
やはりその場に立たなければ感じることができません。

葡萄の果皮という、本来は捨てられてしまう素材から生まれた色。
一点一点異なる表情を持つ天然染めのバッグを前に、
多くの方が足を止め、じっくりと見てくださっている様子がとても印象的でした。

また、日頃はメールやオンラインでのやり取りが中心となる
DEAN & DELUCAのスタッフの皆さまへ、
直接お礼の言葉をお伝えできたことも、心から嬉しく思います。

ものづくりは、人と人との積み重ね。
そして、その先にいる「使い手」の存在があってこそ成り立つものだと、
改めて感じる一日となりました。

このバッグが、誰かの日常に静かに寄り添い、
使い込むほどに、その人だけの色へと育っていくことを願っています。

京都店のディスプレイ
BetulaNの想い

「『BetulaN』は、自然がもたらす生命力を、染めものを通してふたたび宿すものづくりをしています。それは北海道という土地にしかないものであり、顔の見える生産者さんがいる、ストーリーのあるものづくりです。

同じような色が出たとしても、ものに背景があるかどうかで、感動のレベルは全くちがうと私は考えています。やはり感動のあるものは愛着も湧きますし、ほかに替えのきかない唯一無二になるはず。

『BetulaN』の染めものが、そんな体験をどなたかに届けるものになればと願っています」

土地の命を宿すものづくり『BetulaN』の文面より
タイトルとURLをコピーしました