着物にしょう油のシミがついてしまったら…応急処置と注意点について

しょう油のシミが付いてしまったご経験はないでしょうか?
着物でお食事会などをされる場合に多いのがしょう油のシミなんです。

早期発見、早期治療が肝心です!

絹はタンパク質から構成されています。そのためシミが付いて時間の経過と共に落ちにくくなってしまいます。

しょう油のシミが付いてしまった時の応急処置

実際にしょう油のシミが付いたと仮定して説明させていただきます。

シミが付着した時に応急処置としておすすめするのが、ティッシュで吸い取る方法です。
ポケットティッシュであればバックの中に入っていると思います。
しょう油が付着してしまった場所に軽く押し当てて余分なしょう油を吸い取ります。

付着してすぐの場合はこの様に吸い取ることが可能です。

擦ったり、水に付けることは禁物です。

擦ったり、水をつけることは避けてください。擦ってしまうとシミを広げてしまったり、スレを起こす原因になってしまいます。
絹は摩擦にとても弱いので要注意です。
ここまでの応急処置をされたら後は手を加えず悉皆屋さんやしみ抜き屋さんへお願いしてください。

しょう油のシミ抜実演

しょう油は水溶性のシミになりますので、水溶性のシミの除去をしていきます。

時間の経過と共にシミは落ちにくくなってしまいます。

シミが付着してすぐの場合はこのようにきれいに除去することが可能です。

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