「SPROUT NISEKO(スプラウト ニセコ)」コラボ商品を制作しました。
北海道・倶知安に位置する、ニセコの遊び発信基地的なロースタリーカフェ「SPROUTO」
15周年を迎えられ、いつも支えてくださる皆さまに、モノだけではなく「心に残る特別なコト」も一緒にお届けしたい。
SPROUTオーナーでありロースターの峠ヶさんのその想いから始まった今回のコラボレーション企画。

物語の循環
一杯のカップに注がれるまでにたくさんの人の手を通ってやってくるコーヒーは、大きく分けると生産者から提供者、消費者という流れになるが、その流れは一方通行だったり、消費者で終わってしまうように感じていた。
SPROUTホームページより
コーヒーも飲んだら終わってしまうのか。
美味しいコーヒーを飲んだ後の感動や出会い、広がり、コーヒーにまつわるさまざまな物語を関わる人たちに届けたい。
生産者や提供者の物語を消費者に届けるように、消費者の物語も生産者や提供者に届ける。それができれば物語は循環し途切れることなくつながっていくだろう。
「BetulaN」にお願いしたコーヒー染は飲んだ後のコーヒーの物語をつないで届けるためのものだ。

「消えてしまうものに染めものを通してふたたび命を吹き込む」
コーヒーは飲んだらなくなってしまうもの。
しかし、「飲んだ後の物語を繋いでいこう。消えてしまうものに命を吹き込もう。」ということから、本来廃棄となってしまう珈琲の粉を染料として使用しました。
たくさんの人の想いをつないだ珈琲染め。

そして出来上がったのがSPROUTオリジナル「珈琲染めバッグ」と「ポーチ」です。

15周年特別企画として、イベントも開催されました。
モノだけではなく「心に残る特別なコト」も一緒にお届けしたい。という想いから
SPROUTのコーヒーで染めたバッグの販売+自由な発想で組み合わせて押せる木版スタンプのワークショップも同時に開催。
木版スタンプは札幌で活動されているMake a Markさんのご協力でイベント限定「SPROUT15周年記念スタンプ」他、自分で選んだスタンプを好きな場所に押せるというスペシャルなワークショップです。

このようなコラボは初めてでしたが、体験された皆さま本当に喜ばれれていました。
ひとつひとつがオリジナルのデザインになっていく様子にものづくりの楽しさを改めて感じました。




さんかくらいふ
もうひとつこれからとても楽しみになことがあります。
それは今回染色して作らせていただいたバッグがコーヒーの生産者の方々のもとへ届けられることです。
これはSPROUTさんの新しいプロジェクト、生産者・提供者・消費者までコーヒーのある暮らしをつなぐ「さんかくらいふ」の取り組みの一環として行われます。
どのような反応だったか報告を楽しみにしてます!


トークショーで更に深く交流
夜にはトークショーを開催し、たくさんの方々にご参加いただきました。トークショーでは、学生時代の思い出や海外でのエピソード、さらに家業を継ぐ決心をするきっかけとなった出来事など、さまざまな話題をお話しさせていただきました。参加者の皆さんと直接交流できる貴重な時間となり、質問や感想も多くいただき、とても有意義な時間を過ごすことができました。
