振袖の修復事例

剥がれた白い花の胡粉直しと金彩のお直し

ご相談内容

33年前にお求めになった大切な振袖の修復をご依頼いただきました。

こちらの振袖は、これまでお客様ご本人が成人式と結納で2度着用され、その後、お嬢様も成人式と卒業式で着用されたそうです。

長い年月の中で、着物を着用する機会よりもタンスで大切に保管されている時間の方が長かった振袖。

来年、姪御様が着用される予定となり、久しぶりに振袖を取り出してみたところ、大きな白い花の柄の一部が剥がれていることに気が付きました。

「せっかくまた着てもらえるなら、きれいな状態にしてあげたい」と思い、野口染舗へご相談いただきました。

■加工内容|振袖の胡粉直し・金彩縁取り直し

今回の修復では、振袖の大きな白い花の部分に施されていた胡粉(ごふん)の剥がれを直す「胡粉直し」を行いました。

また、花の輪郭に施されていた金彩の縁取りも状態を確認しながらお直しし、柄本来の華やかさを取り戻しました。

振袖の柄や全体のバランスを確認しながら、元の意匠を活かして丁寧に修復しています。

【お客様の声】

「33年前に購入してもらった振袖で、成人式と結納に着ました。その後、娘も成人式と卒業式に着てくれて、次は姪っ子が着る予定になっています。

久しぶりにタンスから出してみたら、白い花の柄が剥がれていることに気付きました。

このままでは着せられないと思い、娘がお直ししてくれるところを探してくれました。

仕上がった振袖を見て、買った時よりもきれいになったようで、とても嬉しいです。祖母も喜んでいると思います。

Before / After

Before
After

大切な振袖を次の世代へ

成人式や結納など、人生の節目に着用してきた振袖。

親から子へ、そして姪や次の世代へと受け継ぐ際には、長年の保管による柄の剥がれや金彩の傷みなどが見つかることがあります。

今回のように、胡粉直しや金彩直しなど部分的な修復によって、振袖の美しさを蘇らせることができる場合があります。

野口染舗では、振袖の胡粉直し・金彩直しをはじめ、シミ抜き、柄の修復、仕立て直しなど、状態に合わせた振袖のお手入れ・修復をご相談いただけます。

「昔の振袖をもう一度着たい」「母や祖母の振袖を次の世代へ受け継ぎたい」という方も、まずはお気軽にご相談ください。

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