今回ご依頼いただいた加工は、お客様のお母様から受け継がれた絽の喪服(夏用の喪服)を銀彩加工によって絽の小紋(夏用の普段着)として使用できるように加工させていただきました。
喪服の場合、家紋が胸と背と袖に計5つ入っているのですが、紋が入っていた部分には紋の上に銀彩で柄を加えていますので、見た目ではわからない様になっています。
お客様のお好きな雪輪を全体に入れることによって、喪服から普段着用できるカジュアル着として、蘇ることができました。
お客様からも、『皆さんから褒められました』と嬉しいお言葉をいただきました。