ハギ入れ仕立て

身丈が短い着物の仕立て直し

着物の身丈が短く、さらに「内揚げ(うちあげ)」がない場合、そのままでは身丈を伸ばすことができません。
そのような時に用いられる方法が、「ハギ入れ仕立て」です。

ハギ入れ仕立ての方法

腰紐を結ぶ位置(おはしょりで隠れる部分)に新たに「ハギ布」を継ぎ足すことで、身丈を長く仕立て直します。
この位置であれば、着用時に外から見えることはなく、自然な仕上がりになります。

生地の選び方

  • 残布がある場合
     元の生地を使用できるため、色柄も揃い、より自然に仕上がります。
  • 残布がない場合
     似たような色合いに白生地を染めて制作することで、違和感を抑えた仕立て直しが可能です。

写真の事例では、腰部分に同系の色に染めたハギ布を加えることで短かった身丈を標準的な長さに直しました。
この方法により、大切なお着物を再び快適に着用できる一枚として蘇らせることができます。

大切に受け継がれたお着物を、体型や用途に合わせて長くご愛用いただけるよう、野口染舗ではさまざまな仕立て直しの方法をご提案しています。
ぜひお気軽にご相談ください。

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