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しみ抜き〜その種類と対策〜

コーヒーのシミは要注意です!

着物でカフェやランチ、ディナーをする場合に必ず付いてくるのが飲み物です。
中でもコーヒーがお好きな方も多いと思います。
「コーヒーのシミ」についてまとめてみました。

■コーヒーのしみ

コーヒーにはカフェインやタンニンなどが含まれているので、シミがついて時間が経つとシミを除去するのが困難になってしまいます。
さらにミルクや、砂糖が入っていたりする場合もあります。

今回はインスタントコーヒーを実際に着物に垂らしてみます。
※ミルクや砂糖は入っていません。

インスタントコーヒーを実際に着物に垂らしてみます

■応急処置はこの方法が一番です。

この特集をご覧くださっている方はもう大丈夫ですね。

応急処置はポケットティシュで軽く押し当てて水滴を吸い取ります。

ティシュを軽く押し当てて水滴を吸い取ります

■擦ったりしないでください。

擦ったりしてしまうと、逆にシミが広がったりスレがおきる原因になってしまいます。

ティシュを軽く押し当てて水滴を吸い取りました

■着物を解いて処置をします。

コーヒーのシミの場合ほとんどが、色素を抜く処置をしないといけないので、着物を解いて作業していきます。

着物を解いての作業

表地と裏地を離して処置していきます。

表地と裏地を離して処置

■水溶性のシミの除去

まずは、水溶性のシミの除去をおこないます。

画像では見えにくいかと思うのですが、コーヒーの色素が茶色く残っています。

コーヒーの色素が茶色く残っています

■ここからが職人さんの腕の見せどころ

色素を除去するということは、着物の地色にも負担がかかります。

白く抜くことは簡単ですが、その後着物の地色に色を合わせる色ハケが困難になってしまいますので、なるべく地色に負担が掛らないように色素を取り除いていきます。

色素を取り除く

このように地色に負担を掛けずに色素を除去していきます。

生地質や染め方、そして色の定着具合はそれぞの着物によってすべて違うので、とても神経の使う作業です。

色素を取り除く

■色ハケによって地色を修復していきます。

染料を調合して、着物の色を作っていきます。

地色に合わせて色ハケをおこなっていきます。

地色に合わせて色ハケをおこなっていきます

■コーヒーのシミをきれいに修復できました。

色ハケをした後は解いた場所を縫い合わせて完成です。

解いた場所を縫い合わせて完成

■救世主はすこやかガード加工(はっ水加工)です!

すぐに処置したコーヒーだったのですが、色素が強く残ってしまいました。

重症にならない為にもすこやかガード加工をおすすめします。

すこやかガード加工(はっ水加工)した着物

■同じ着物に実際にコーヒーを垂らしてみます。

これがすこやかガード(はっ水加工)の効果です。

水滴になって浮いています。

高温の場合は効力が多少弱まる場合もございますが、すこやかガード加工を施した着物と施していない着物とではその後の処置もしやすくなります。

コーヒーが水滴になって浮いています

■ティッシュで簡単に吸い取れました!

同じように応急処置でティッシュを軽く押し当てると・・・・・

ティッシュを軽く押し当てると

このように吸い取れてしまいました。

吸い取れてしまいました。

■シミを付きづらく、シミを落ちやすく

すこやかガード(はっ水)加工を施しているものと無いものでは雲泥の差があるので、是非おすすめします。

すこやかガード加工についてはコチラから
http://www.ngsp.co.jp/oteire/hassui/

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