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機関誌ささら バックナンバー

機関誌ささら

2011年 06月号 第54号

鯉のぼりで着物

~新発想のリサイクル~




「鯉のぼりで着物ができますか?」uhbのU型テレビ、木曜日のレギュラーを務められている神田山陽さんから依頼がありました。
放送はこどもの日……ゴールデンウイーク前ということもあり、時間がありませんでした。しかし、面白い企画なのでなんとか形にしたいと思い挑戦させていただくことにしました。

早速お預かりした鯉のぼりを見てみると、長い間保管していた様なので、鯉のぼりを2枚に下ろし(初の経験でした)きれいに洗い、アイロンをかけて生地の状態にしました。

真鯉はさすがに大きくて洗うのに一苦労でしたが、汚れも落ちてきれいになりました。その後、柄合わせを考えて3人かがりで生地を裁って縫製、2日間で完成させました。
放送前日に出演依頼がディレクターさんから入り急遽、生放送に参加することになり「鯉のぼり半纏」を着て出ました。

僕にも分かった着物の楽しさ
『浴衣』といえば、夏祭りに欠かすことのできないおしゃれ着アイテムとして幅広い年齢の人々に着用されています。夏の風物詩ともいえる浴衣なのですが、江戸時代の浴衣の役割は、現代のようなおしゃれ着とは異なり、外出着として着てはいけない装いだったのです。浴衣が「ユカタ」と呼ばれるようになったもとは、『湯帷子』といわれる着物なのです。
『湯帷子』とは、麻でつくった着物を指し、お風呂に入るさいに着る麻の着物を意味していました。実は江戸時代のお風呂というと、現代のように湯船に体を浸けるスタイルではなかったのです。サウナに近く、人々は蒸し風呂のような状態のなかに『湯帷子』を着たまま入って汗を流していました。
つまり、浴衣のルーツは風呂用の水着のようなものだったのです。お風呂から出た後は浴衣を脱ぎ、外に出るさいは別の着物に着替えるわけですが、浴衣はその前に体を拭くタオルとしての役割もあったのです。
まさに浴衣はお風呂用の水着とバスタオルの一石二鳥の機能を果たす優れものだったのです。
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